IWC パイロットウォッチ・マーク16 意外なところにコストダウンの影・・・夜光塗料はこれだけでいいの?

時計の顔に関してはどうでしょうか?
風防に無反射コーティングが施されており、さらに文字盤は光の反射を抑えるためにキメの荒いマットブラックを採用しており、デザイン的にもコントラストが強いため、視認性に関しては極めて良好です。

意外だったのが、暗所では12時、3時、6時、9時の三角形とバーインデックスしか光りません。

針も長針と短針のみ。 秒針すら光らない素っ気なさ・・・。

兄弟モデルであるスピットファイアがアラビア数字のインデックスも光っていたことを考えると少し寂しく感じます。

位置付けとしてはこのパイロットウォッチの方が本格派、そしてスピットファイアの方が少しラグジュアリー系になると思えるので、本格的なミリタリーであればなおさら暗所での視認性は大切であると思えるのですが・・・
このあたりはジャーマンらしい、エントリーラインへの残酷なまでの割り切りを感じます(笑)